滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアムでは、県内の理工系大学や第二創業を目指す企業などから、“モノづくり“や”水・環境“等の分野に関連したビジネスシーズを発掘し、事業化に向けたハンズオン支援を行う「滋賀テックプランター」を運営し、滋賀県から世界を変える可能性を秘めた産業が継続的に発掘育成されていくエコシステムの構築に挑戦しています。

また、本コンソーシアムでは創業支援のみとどまらず、2017年度からはサイエンスとテクノロジーをベースとした次世代の産業創出のリーダーたる人材の育成を目指し、滋賀県内で研究活動に取り組む中高生を対象に、「滋賀ジュニアリサーチグラント」として研究費助成および研究者による研究サポートプログラムを開始しました。

2019年4月より、第3回滋賀ジュニアリサーチグラントの募集を行い、県内から多数の申請が集まり、この度、10件の採択をいたしました。

採択チーム一覧

研究テーマ ／学校名

1. 琵琶湖環境保全としての水草の堆肥への応用／ 光泉中学高等学校

2.近年琵琶湖での存在が確認された外来種植物プランクトン ミクラステリアス・ハーディの適正水温についての培養を用いた調査 ／滋賀県立石山高等学校

3.ハリヨの生息環境に応じた保全方法の模索／ 滋賀県立河瀬高等学校

4.ササユリの里づくりに向けてコンタミネーションの原因を探る ／滋賀県立甲南高等学校

5.地域の素材を活かしたペンターニングによるオリジナルペンの製作と商品化 ／滋賀県立瀬田工業高等学校

6.琵琶湖・八幡堀の水の電気分解による水質浄化 ／滋賀県立八幡工業高等学校

7.環境に配慮した間取りと自然エネルギーを活用した住宅 ／滋賀県立彦根工業高等学校

8.姉川の堰止め湖と周辺環境の変遷 ／滋賀県立米原高等学校

9.琵琶湖の水草を利用して国産小麦や野菜を育てる／守山市立守山中学校

10野洲川河口部における生物多様性の形成に向けた第一歩／ 立命館守山高等学校

7月13日（土）に実施される滋賀テックプラングランプリ2019では、大学の研究者、起業家により事業化プレゼンテーションが行われます。その中で、滋賀ジュニアリサーチグラントの採択チームの研究発表及び授与式を行います。

また、滋賀テックプラングランプリ2019では、研究者、学生、技術者、企業の皆様等、幅広い方々の聴講者を募集いたします。参加希望の方は、以下のURLにアクセスいただき、是非ご参加ください。

詳細ページ：https://shiga-consortium.com/shigatpgp2019/